1月27日、28日に、平成29年度市民後見人養成講座(第5回目)を開催いたしました。
10月に開講した本講座も、この5回目で最後となります。
今回は、これまで3ヵ月にわたって行われてきた各講義を受けて、市町村や社会福祉協議会の取り組み、成年後見の展望と課題など、より実務的かつ発展的な講義を行うとともに、今後の成年後見の在り方について展望いたしました。
2日間の講義の概要としては、以下の通りです。
(1) 平成30年1月27日(土)
1限目: 「理解度確認テスト」
飯間敏弘(東大助教)
2限目: 「後見関連機関の役割と実務Ⅱ(社協の取り組み)」
佐々木佐織(東大専門職員)
3限目: 「後見関連機関の役割と実務Ⅲ(市町村の取り組み)」
東啓二(東大専門職員)
(2) 平成30年1月28日(日)
1限目: 「家族法の基礎 Ⅱ(遺産分割)」
片岡武(裁判官)
2限目: 「財産管理の実務(不動産の管理)」
松﨑隆司、西澤希和子(全国住宅産業協会)
3限目: 「成年後見の課題と展望」
高橋愛(内閣府 成年後見制度利用促進委員会事務局)
(3) 市民後見関連団体によるPR
また両日において、修了生が関わっている複数の市民後見関連団体に、自団体のPRを行っていただきました。
受講生の皆様、約3ヵ月間の講義、大変お疲れ様でした。
最後まで熱心にご受講いただき、誠にありがとうございました。
なお2月24日に、東京大学弥生講堂にて修了証書授与式を開催する予定ですので、よろしくお願いいたします。